ノーベル賞を作るのはカリコ博士のように10年間成果のないまま井戸を掘り続けても抱えてくれるインフラなのに、木になった実を見るだけでそれを育てた土地や農夫の隠れた努力は考えない。韓国にはカリコ博士のような「不良研究者」を抱える所はない。有能な若い研究者が基礎科学研究にまい進する「愚かな冒険」をどうしてするだろうか。
韓国は「ノーベル賞後進国」だ。ノーベル賞を取れなくて後進国なのではなく、ノーベル賞を取れるほどの人材を枯死させるので後進国だ。韓国の人材だけでなく他国の人材まで引き込んで抱える研究インフラを作ることが本当に不可能なことなのか、カリコ博士のノーベル賞受賞のニュースを聞いていま一度考えてみる。
イ・ジェヨン/ソウル大学英語英文学科教授、元人文学部長
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/309940
【時論】「ノーベル賞後進国」いつまで放置するのか=韓国
368
ツイートLINEお気に入り
24951