(ブルームバーグ): 韓国の尹徳敏(ユン・ドクミン)駐日大使は、日本との関係をもう一段引き上げて未来志向の関係を構築するため、新たな「日韓共同宣言」の可能性を探る意向だ。
尹大使は20日、都内でのインタビューで、日本と韓国は価値観や戦略的利益が共通し、国民所得も同水準であるとして、「欧州のようなボーダーレスな関係」を念頭に密接な連携を模索したいと述べた。1-2年以内に国賓級の訪問機会を捉えて、東京かソウルで共同宣言を行い、新しい両国関係を構築したいと語った。中略
尹大使は、韓国は政権交代で対日政策が変わるとの日本の懸念に理解を示しつつ、「逆戻りをしないためには両国民が関係改善の恵みを肌で感じる」実質的な取り組みが必要と述べた。
対日投資拡大に期待感
関係改善が進むことで日本への投資も、今後急速に進むと期待感を示した。韓国の大企業だけでなく中小企業やスタートアップのトップが頻繁に来日しており、過去10年低調だった企業進出が再び始まるとの見方を示した。
韓国サムスン電子などの半導体メーカーが日本での拠点建設を検討しているほか、日本が強みを持つ部品や素材分野での連携が進むだろうと述べた。
李氏朝鮮末期と酷似?経済安全保障とも瀕死の韓国、駐日大使がSOS「新たな日韓共同宣言」が必要
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