「軍艦島」がユネスコ世界遺産に登録されたとき、日本は強制動員に関連した事実を認めて知らせると約束したが、守っていません。 これに対して2年前に異例的に強い遺憾を示したユネスコ世界遺産委員会が今回は関連国と話し続けながらもこれまで日本の措置を相当部分肯定的に評価する決定文を出しました。
2015年世界遺産登録当時、日本はこう約束しました。
[佐藤国/州ユネスコ日本大使/2015年:「数多くの朝鮮人と他の国民が本人医師に反して動員され、過酷な条件下で強制的に労役した事実を(お知らせします)」]
しかし、その後日本は朝鮮人強制動員や差別はなかったと主張しました。 展示物などを点検したユネスコ世界遺産委員会が2021年、異例的に「強い遺憾」を明らかにし、後続措置の履行を促したと思います。
ところが、2年ぶりに日本の措置を相当部分肯定的に評価する決定文が採択されました。 依然として強制動員と朝鮮人差別を否定する報告書を提出するなど、日本の立場はそのままなのに、展示内容を追加するなど一部措置をしたという理由で後限評価を与えたのです。
関連団体は大きく反発しています。
[キム・スンウン/民族問題研究所責任研究員:「(日本で)「強制労働はなかった」という展示が続いている限り、「国際社会と約束をきちんと守っている」ということを認めることはできないようです。」 ]
ただし、世界遺産委は関連国と対話を続け、歴史を正しく知らせるという既存の約束を守るよう勧告し、進展した履行事項を提出するよう日本に求めました。 外交部は、日本が約束を果たすことを期待して、日本側と対話を続けていく予定だと明らかにした。
日本では最近、韓日関係改善と外交的努力が肯定的に評価されたという分析が出てくるなど、事実上外交的勝利で受け入れる雰囲気であると伝えられました。
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=9tHutGhD6Eg
「「軍艦島」関連国と対話しろ」に日本「外交勝利」… なぜ?
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