目覚めてみれば後進国6…現実を痛感させられたジャンボリー

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    • 1名無し2023/08/16(Wed) 08:53:44ID:Y1NjYwNDg(1/27)NG報告

      ジャンボリーで露呈した尹錫悦政権の無計画・無能・無責任は、もはや驚くべきではない。ただ、内心「もう韓国も先進国」だという自負を持っていた韓国国民は、一夜にしてシーシュポスになったかのように過去に引き戻された虚しさに襲われた。道端でジャンボリー隊員に会った市民が「申し訳ない」と言いながらミネラルウォーターやアイスクリームをあげたりしたのも、このような心境のためだろう。ところが、尹錫悦政権の後進性は事態収拾の過程でさらに浮き彫りになった。

       戦時国家動員令を連想させるほど、企業や大学など民間部門が資産とサービスを集中投入しなければならなかった。過程も型破りの連続だった。突然コンサートの日付と場所が変更され、出演を取り消したIVE(アイブ)が「ジャンボリー隊員との約束を守るために」(パク・ボギュン文化体育観光部長官)予定されていた他のスケジュールを変更して出演し、コンサートの日に開かれる予定だった「韓国放送(KBS)」の「ミュージックバンク」が取りやめになり、当初出演予定がなかったNewJeans(ニュージーンズ)もこのコンサートの舞台にあがった。
      ソウルワールドカップ競技場では急遽決まった大規模な行事を行うため、台風の北上で雨風が吹きつける行事前日にも舞台の準備が行われた。国難を克服するため、全国民が和合団結し、危険を冒して奮闘した。文化体育観光部はカカオフレンズのキャラクター商品とBTSのフォトカードなどが入った「コンサート・リメンバー・キット」を約4万3千人のスカウト隊員全員にプレゼントした。HYBE(ハイブ)が8億ウォン(約8700万円)、カカオが10億ウォン(約1億900万円)を支援したという。
      文化体育観光部はいずれも「自発的」な支援だと強調した。同一線上で比較するのは難しいかもしれないが、朴槿恵政権でもミル財団とKスポーツ財団に韓国の40社以上の企業が774億ウォン(約84億2千万円)を「自発的」に拠出した。キム・ヒョンスク女性家族部長官はこのような状況について「危機管理対応能力を示した」と述べた。「危機」を作ったのは政府であり、「対応能力」を示したのは国民だ。本当に手のかかる政府だ。政府が国民を心配するのではなく、国民が政府を心配しなければならない状況だ。

      http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/47554.html

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