中国は米国に勝てない」
半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者である張忠謀(モリス・チャン)元会長は4日、米ニューヨークタイムズとのインタビューに応じ、「中国が米国との半導体競争に勝てないだろう」と指摘した。米中半導体戦争で後発走者である中国が優位に立つ可能性が非常に低いとの見方だ。聯合ニュースが伝えた。
張元会長は米国が主導する韓日台の半導体同盟に言及し、「我々が(世界の半導体サプライチェーンの)急所(chokepoint)をしっかり握っている限り、中国にできることは何もない」と述べた。
張元会長はまた、米政府の中国に対する先端半導体輸出規制にも支持を表明。「一部の米国企業が中国と事業する機会を失ったり、中国が半導体販売禁止を回避する方法を探ったりすることはありうるが、それでも好ましい決定だ」と評した。張元会長は中国・浙江省出身だが、「自分は中国共産党を避けて台湾に来ており、1962年に米国で市民権を取った後はずっと米国人というアイデンティティーを維持してきた」と振り返った。
張元会長は中国が台湾を侵攻する可能性について「可能性は非常に低いと思う」とし、「それでも可能性がないわけではなく、できるだけ(戦争は)避けたい」と話した。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/08/07/2023080780011.html
TSMC創業者「韓・日・台が半導体の急所を握っている…
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