ファッションの都パリで最近、K-POP・Kドラマなど韓流に対する関心が高まっている。
このように若い世代を中心に広がった韓流ブームは、K-フードへの関心にもつながり、パリ市内の韓国料理店はここ数年急増している。
「光」があれば「陰」もある。パリで韓国料理店が大きく増える一方、韓国料理店経営に乗り出した中国人も少なくない。現地の韓国料理流通業界の関係者によると、「偽韓国料理店」が増えており、韓国政府レベルの対策・支援が不可欠になっているそうだ。
新型コロナウイルス感染直前の2019年には125軒に過ぎなかったパリの韓国料理店は、昨年末に220軒余りに増えた。さらに、中国人を中心とした外国人が韓国料理店の創業・買収に乗り出し、韓国料理店は300軒余りになった。
パリで10年前、和食が人気を集め、多くの中国人が和食店の創業・買収に乗り出した経緯がある。この時の状況が再現されているわけだ。
パリ生活4年目のキム・ジョンギさんは「店のインテリアもそれらしく、グーグル評点も悪くなかった。だが、味と品質において私たちが知っている韓国料理とは大きく違っていた。韓国人なら『これは偽物だ』『違うな』と判断できるが、外国人が『これが韓国料理なんだ』と間違って認識するのではないかと心配だ」と話している。
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パリで人気の韓国料理店、でも店長は中国人…韓流に冷水
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