今回のG7サミットの核心議題は「中国牽制」と「対ロシア圧力」に要約される。特にバイデン大統領は今回の首脳会議で中国とのサプライチェーン競争に対処する「新国際秩序構築」の必要性を強調すると予想される。米国が描く新しい国際秩序は表面上、公正性と持続可能性が担保される形態で経済生態系を構築しようという趣旨だが、その裏には半導体・バッテリーなどサプライチェーン競争の核心素材・分野で中国を孤立させるという意図があると評価される。
尹大統領の今回のG7サミット出席は「グローバル中枢国家(GPS)」を目指す韓国が相応の責任と役割を果たすという宣伝的な意味を帯びるというのが、外交関係者らの共通した評価だ。国民の力の劉相凡(ユ・サンボム)報道官もこの日、「尹大統領がG7を越えてG8に向かう一歩を力強く踏み出した」とし「今回の首脳会議で大韓民国がG7を越えてG8の一員として十分な資格を備えていることを見せるだろう」と期待した。西江大のキム・ジェチョン国際大学院教授は「G7サミットに引き続き招待されるのは、それだけ韓国の地位が高まったという意味」とし「G7に匹敵する国になったという点で、国際社会の主要懸案に対してより一層の責任感を持つ必要がある」と強調した。
https://japanese.joins.com/JArticle/304594?servcode=200§code=210
中央日報「まだ我が国のG8加盟を諦めない」
409
ツイートLINEお気に入り
29321