世界遺産の登録を目指す佐渡島の金山について、強制労働させられたとする朝鮮半島出身の男性の遺族が23日、佐渡市で講演をしました。
佐渡の市民団体が開いた集会に参加したのは、1943年ごろから父親が佐渡金山で働いていたと話す韓国人の男性です。
男性によりますと、父親は終戦後、韓国に帰国。金山の話はあまりしなかったそうですが、当時は、食糧難だったためか食べ物の話をよくしていたそうです。
男性は父親が生活していた寮の跡地を訪れ現場付近を歩くことで当時の苦労に思いを馳せたそうです。
【男性は】「冬になると冷たい風が吹いたでしょう。そういうところを歩いて鉱山まで行っていた父の気持ちを考えること、それがとてもつらかっただろうということを実感できた」
主催した市民団体は強制労働の事実を認めた上で世界遺産の登録を目指してほしいと話していました。
https://share.smartnews.com/p7YXk
「強制労働させられた父は辛かっただろう…」金山世界遺産登録めざす佐渡で韓国人遺族が証言
118
ツイートLINEお気に入り
101
7