寄稿】ノー・ジャパン? 今は日本を活用するアイデアを持つべき

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    • 1名無し2023/04/15(Sat) 10:15:04ID:E3MTkyODA(1/1)NG報告

       12年ぶりの韓日首脳会談が開かれた3月16日朝、東京のお台場は国際展示場に向かう人々でごった返した。3月15-17日の3日間にわたって開催された新再生エネルギー技術展示会を訪れた人々だった。ここで韓国企業の関係者に出会った。参加動機について尋ねたところ、日本企業が素材、部品、装置の分野で強いため、一緒に仕事をせざるを得ないという答えが返ってきた。

       日本の素材、部品、装置分野の競争力は一夜にして積み上げられたものではない。冷戦終結後に展開されたグローバル化と自由貿易体制を経て、約30年間蓄積された産物と言える。資源や人材調達など最適な選択肢によってグローバル・サプライチェーンが構築され、日本の素材、部品、装置産業もその結果の一部となったのだ。

      サプライチェーンのグローバル化とブロック化という二つの矛盾する現象が同時に起きているこの時期に、韓国は今後どこに中心を置いて戦略をに対応する必要性がある。しかし、日本が数十年間競争優位を蓄積してきた素材、部品、装置分野の技術力とノウハウを短期間で追撃することは現実的に不可能だ。

      素材、部品、装置のサプライチェーンが量と質の面で日本を追い越すまでは韓日間の相互依存性を認め、受け入れなければならない。そうしてこそ韓国に未来がある。

       非メモリー半導体分野や自動運転、バッテリー、水素エネルギー、ロボット、人工知能、航空宇宙産業、量子コンピューティングなどで無尽蔵な革新が生じており、これらの分野をリードする国家が未来産業の覇権を握ることになるだろう。認めたくはないが、日本はこの産業分野でまだ韓国よりも進んでいる領域が多い。新しい技術や産業が開拓される昨今、未来のために日本との協力は避けられない。

      今や、観念的な自主性に陥り日本を排斥することと、両国間の相互依存性の現実を直視して未来をつくっていくために日本を活用できるアイデアを持つことと、果たしてどちらが韓国にとってより有益なのかを冷静に考えなければならない時を迎えている。

      https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/15/2023041580024.html

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