[ソウル 7日 ロイター] - 韓国サムスン電子は7日、第1・四半期の営業利益が前年同期比96%減少するとの見通しを示した。アナリスト予想以上の落ち込みとなる。世界的に景気が減速する中、半導体の供給過剰が進むとともに需要が鈍化していることが背景。
韓国サムスン電子は4月7日、第1・四半期の営業利益が前年同期比96%減少するとの見通しを示した。写真は同社のデジタル広告。3月2日、ニューヨークのタイムズスクエアで撮影(2023年 ロイター/Chris Helgren)
営業利益は6000億ウォン(4億5550万ドル)を見込む。前年同期は14兆1200億ウォンだった。
サムスン電子は発表文書で「マクロ経済状況と顧客の購買意欲の鈍化により、メモリー需要が急激に減少した。多くの顧客が財務上の目的で在庫調整を続けている」と述べた。
リフィニティブがまとめたアナリストの営業利益予想は、8730億ウォンだった。
サムスン電子は、売上高が前年比19%減の63兆ウォンになるとの見通しも示した。
同社は今月、詳細な決算を発表する。
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サムスン電子、第1四半期営業利益96%減へ 半導体需要鈍化で
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