【岸田文夫/日本首相:「(韓国政府の強制動員問題)措置発表について評価しています」
それに先立ち開かれた日本衆議院安全保障委員会。
強制動員という表現が適切かどうか議員が尋ねると、林外務相はどんな形で日本に来ても強制動員ではなかったと主張します。
【林吉正/日本外務相:「(個別渡航、募集、管斑線、徴用など)どれも強制労働に関する条約上の強制労働には該当しないと考えており、これらを強制労働と表現するのは適切ではないと と思います。」]
日本右翼の象徴、安倍元首相の歴史観とそのまま一致します。韓国の強制動員解法発表があり、わずか3日で強制動員があったという事実自体を否定したのです。
強制動員賠償問題はすでに解決された問題という発言も解決法発表の後初めて出てきたのに続き、第三者弁済についても日本とは無関係だという趣旨で発言します。
[林吉正/日本外務相:「日韓(韓日)請求権協定で完全かつ最終的に解決が終わったことだ(という立場に変わりはありません)。(韓国の解法は)韓国側財団が判決権を早く実行することで日本 の一貫した立場を損なうわけではありません。」
韓国に新たな謝罪や反省をしてはいけないという要求が出てくると、外務上は今後どのような立場発表もないだろうと断言しました。日本が強制動員自体を否定しつつ、韓国政府の解法に関する議論は広がり続けているようです。
昨日議会では日本が被害者という発言まで出てきました。
[ミキゲエ/日本維新会議議員:「徴用工訴訟問題は国際法違反で日本はいわば巻き込まれた被害者だと思います。」]
また、このような雰囲気で日本被告企業の自発的寄付があるとしても、その名目が強制動員被害者のための賠償とはいえないようです。
この部分も強制動員の被害者が納得したり受け入れることが難しいので、議論はこれから始まるかもしれません。
https://v.daum.net/v/20230310211317430
外務相「強制動員がなかった、すでに終わった問題」
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