世界的な話題となっているAIチャットボット「ChatGPT」だが、韓国語の起源を訪ねたところ、予想外の返答が出てきたことから騒動になっている。本紙も同じ質問を日本語で行ったところ、さらに予想外の答えが出た。
韓国紙マネートゥデイは14日に掲載した記事で、ChatGPTに「訓民正音について教えて」と質問した後の結果について報じた。訓民正音(くんみんせいおん)とは李氏朝鮮の世宗(セジョン)が制定した文字体系ハングルの正式名称であり、現在使用されている韓国語の原型となったものだ。
マネートゥデイによるとChatGPTはこの質問に対し「訓民正音は、15世紀の中国のイ・ファンが作ったハングルの原理を説明する書籍だ」などと返したという。また、訓民正音について別の形で質問すると今度は「訓民正音は中国古代語彙」と返してきたことが分かった。質問はいずれも韓国語でなされた。
マネートゥデイはこの件について「特にデータが足りない韓国語サービスでは、このようなエラーがより頻繁に現れることがある」とし、朝鮮半島の他の歴史的人物の質問に対しても正確ではない返答があったという。一方、英語で同じ質問をした時は正解を語ったとのこと。
専門家たちはこのようなエラーを減らすためにChatGPTが外部ソースから情報を検索できるようすることや、ChatGPTが参照・引用したソースを明らかにして透明性を高める案もあると伝えた。
一方、本紙編集部が日本語でChatGPTに「訓民正音は誰が作った?」と尋ねたところ、訓民正音は、日本の政府機関である国立国語研究所によって作られました」という、これまた予想外な返答があった。
https://news.nifty.com/article/world/korea/12329-2168444/
AI"韓国語の起源は日本"物議
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