反日と引き換えに、失った韓国の国益。

反日によって得られた韓国の利益も大きい。
男女、地域、政治思想、年代等など。加えて政治家や官僚、市民団体等の対立。
当然他国でも同じような問題はあるが、韓国では特に争いが激しい。
そのような韓国が今まで継続できたのは、高度成長期による経済成長と反日による恩恵が大きい。
経済成長と反日は、韓国国民を一つまとめる事の出来る最良のツールだったからだ。

反日によって韓国は多くのものを失った。
日本を敵に回した事に対する不利益は今更詳しく語る必要もないだろうが、
失ったものは日本市場、日本人観光客、技術協力、経済協力、日韓ドルスワップ、安保等など。数えればきりがない。経済が停滞していると言えども、日本は世界第三位の経済大国であり、世界一位の対外資産保有国。
加えて韓国が主力とする産業の特許や、製造機器、部品産業等を保有し、韓国に対して莫大な外貨を投資している、言うなれば韓国の心臓を握っている国が日本だ。

それだけではない。CPTPPの主導国であり、クアッド成立にも尽力したのが日本。そのどちらにも加盟できていない韓国の現状。間違いなく韓国人に反日によってなされて現実だ。
中国経済が悪化し、韓国の技術力が中国に抜かれてなお、中国依存から抜け出せない韓国の経済形態。韓国の中国経済依存からの脱却には、貿易の多様化は必須だが、日本との関係改善や、他国への尊重や配慮が必要だ。だが、どちらも韓国人になしえる事はできなだろうし、日本人から失った韓国人の信用は、仮にこれから韓国人が改心したとしても数十年は回復することは不可能だろう。

韓国にはこれと言った技術もなく金になる特許もない。それ以上に外貨がないどころか、莫大な借金が膨れ上がっている。未来の韓国を支えることが出来る産業も全く育っていない。
本来なら台湾の地位には韓国がいたはずだろう。日米は対中国・北朝鮮・ロシアの為にそのように韓国を育ててきたのだから。だが、その恩恵を自ら台無しにし、韓国は台湾にその地位を奪われた。
韓国の未来を潰したのは、言うまでもなく韓国人自身であろう。

だが、現状は韓国にとって大きなチャンスでもあると思う。韓国人が心の底から自身を振り返り、変わることが出来て、今度こそ韓国人の力で国を立ち直せることが出来たなら、韓国人は本当の自尊心を手に入れ、世界から尊重される国になれるかもしれない。