イ・ヒテク博士はニュースタパに「月城原発の放射能汚染水が漏れないように設置された遮水膜が破損する深刻な欠陥を発見して報告したが、原子力安全技術院首脳部はこのような欠陥について報告書を書くことを妨げたり妨害した」と証言しました。正確な流出経路が確定したわけではありませんが、実際に放射能汚染水の流出も確認されました。これ以外に彼が見つけた月星原発の他の欠陥についても首脳部は隠蔽を試みたそうです。
イ・ヒテク博士が発見した問題を原子力安全技術院が隠蔽しようとした理由は何でしょうか。偶然にも彼がこのような問題を発見して報告した時期が月城原発1号機閉鎖をめぐる裁判が行われていた時期だったからです。つまり、裁判所が安全上の欠陥のために月城原発1号機を閉鎖しなければならないという判決を下し、「月城原発1号機の寿命を延長してもよい」と報告した原子力安全技術院に対する批判があふれた時だということです。このような組織的危機を迎えている状況でこぼれたのに襲われた格でイ・ヒテク博士が別の問題を発見すると、原子力安全技術院はこれを隠蔽しようとしたのです。
一連の過程は、原子力安全技術院という専門家組織が危機の状況で「国民の安全」より「組織保護」を前面にしたことを示しています。イ・ヒテク博士が発見した月城原発の欠陥と、これに対するいわゆる「専門家」の取り組みを見ると、果たしてこの人々を私たちが信じてもよいのか、彼らの有能さと透明さについて深刻な会議ができるほどです。
月城原発、寿命延長前に安全点検から
ユン・ソクヨル政府は月城2号機と3号機、4号機の寿命が満了しても安全上欠陥がなければ寿命延長を優先的に検討すると公約しました。ところが、イ・ヒテク博士が提起した月城原発の安全上の欠陥は、まだ是正されていません。 1号機の場合、すでに閉鎖されていますが、前述の汚染水漏れ防止遮水膜だけでなく、使用後に核燃料を保存した水槽から放射能汚染水がずっと流れ出るシーンまで直接確認されたほどです。問題は月城2号機から4号機も1号機と同じように建てられたということです。
https://n.news.naver.com/mnews/article/607/0000001243?sid=102YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=3__jO3GjehU
放射能が続く…ある原発の専門家の告白「原発欠陥報告したが原子力安全技術院が隠蔽」
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