韓米通貨スワップの可能性に言及され、ソウル外国為替市場が一息つく状況だ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の来週の米国連総会出席をきっかけに行われる韓米首脳会談で、実際に通貨スワップが議論されるかどうかが注目される。通貨当局は韓国ウォンが1ドル=1400ウォンに迫ると、ウォン安ドル高を阻止するために2日連続で市場に介入したと推定される。
崔相穆経済首席秘書官はこの日、龍山(ヨンサン)大統領室で開かれた尹大統領の米国・カナダ訪問経済分野主要日程に関する記者会見で、「韓米首脳会談で通貨スワップが議論されたり締結されたりする可能性があるのか」という質問に対し、「首脳会談でどのように議論されるかは、両首脳が会ってこそ分かる事案」と原則的な答弁をした。その一方で「5月の韓米首脳会談では為替市場に関連して緊密に協議することを議論し、財務長官間の会談もあり、関連の共通関心事であるため自然な流れで議論があるのではないかと予想する」と説明した。
通貨当局が2日連続で為替レート防御に動いたのは、20-21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議前にウォン安ドル高に歯止めをかけるべきという判断が作用したと分析される。NH先物のキム・スンヒョク研究員は「来週FOMCが予定されていてドル高が進む可能性があり、心理的阻止線の1ドル=1400ウォンを突破すれば1500ウォンまでオーバーシューティング(一時的暴騰)する可能性もある」と分析した。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/295608
「韓米首脳会談で通貨スワップ議論の可能性」…3日ぶりウォン高ドル安に
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