円一時142円半ばに上昇、黒田総裁発言で買い加速-ドル全面安

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    • 1名無し2022/09/10(Sat) 04:56:59ID:AxMTA4NzA(1/1)NG報告

      (ブルームバーグ): 東京外国為替市場では円が対ドルで一段高となった。米金利が時間外取引で低下しドルが全面安となる中、岸田文雄首相と会談した日本銀行の黒田東彦総裁の円安に関する発言をきっかけに、ドル売り・円買いの流れが強まった。今週に入り円安が急速に進んだことや主要な海外中銀の政策決定が一巡したことから、週末を前にポジション調整の動きが加速し、円は一時1%超上昇した。

      IG証券の石川順一シニアFXストラテジストは、「ドル・円相場もさることながら、米金利低下を受けたドル全面安の色合いが強い」と指摘。他通貨でドル売りが進む中、クロス円が上昇し円相場の買い戻しを阻んでいたが、「黒田総裁が急激な円相場の動きに対してけん制をしたこともあり、ドル・円相場もドル全面安の流れに追いついてきた」と述べた。

        日銀の黒田総裁は9日、為替相場が1日に2円も3円も動くのは急激な変化と認識していると述べた。急激な為替変動は企業の不確実性を高め好ましくないとした。官邸で岸田文雄首相と会談した後、記者団に語った。

        野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、8日の3者会合に続き黒田総裁と岸田首相の会談が行われ「立て続けに政策当局者がけん制する形で会合を持ってきたことで、海外勢を中心に為替介入と日銀の政策修正への警戒感が広がっているんだと思う」と述べた。

        米10年債利回りは時間外取引で一時3ベーシスポイント(bp)低下し3.29%付近となった。

      https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-08/RHWUNFT0G1KX01

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