韓国では貸出金利が上昇しているが、4-6月期の家計貸出が再び増加に転じた。20年ぶりに減少した1-3月期の家計貸出が3カ月ぶりに増加に転じ、家計負債は過去最大を記録した。
韓国銀行(韓銀)が23日に発表した「4-6月期家計信用(暫定)」によると、4-6月期基準の家計信用残額は1869兆4000億ウォン(約191兆円)だ。前期に比べて6兆4000億ウォン増加した。統計作成が始まった2003年以降、最大規模となった。家計信用は銀行や金融会社公的金融機関からの借入やカード使用金額(販売信用)などを含む家計負債を意味する。
4-6月期の家計貸出残額は1757兆9000億ウォンで、前期に比べて1兆6000億ウォン増えた。1-3月期に8000億ウォン減少した家計貸出が3カ月ぶりに再び増加した。住宅担保貸出の増加幅が大きくなり、その他貸出の減少幅が減った影響だ。
4-6月期の住宅担保貸出(1001兆4000億ウォン)は前期比8兆7000億ウォン増加した。増加幅は1-3月期(8兆1000億ウォン)に比べて若干大きくなった。昨年4-6月期の増加幅(17兆6000億ウォン)の半分水準だ。
韓銀経済統計局金融統計チーム長のパク・チャンヒョン氏は「4-6月期の住宅売買およびチョンセ取引が前期に比べてやや増加した」とし「チョンセと集団貸出を中心に住宅担保貸出が増えた」と説明した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/294712
韓国、貸出金利の上昇にも家計貸出が再び増加…家計負債が過去最大に
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