アカデミー賞映画「パラサイト」より悲惨だった、現実の「半地下の家」

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    • 1名無し2022/08/22(Mon) 21:34:51ID:QwMjg0MDY(1/1)NG報告

      誰が見ても水害の危険性が高い半地下の住宅が、韓国には多い。もともと、1970年代に朴正熙パクチョンヒ大統領の軍事政権が北朝鮮の襲撃に備え、新築住宅の地下に避難部屋の設置を義務化。その後、人口集中が進んだソウルで、低所得者用の賃貸住宅として利用されることが増えた。ソウルでは全400万世帯の5%に当たる20万世帯が半地下に住むという調査もある。

       近くの不動産会社の男性社長は「この辺は低地で10年に1度くらいは洪水に襲われる。危険な半地下はなくすべきだ」と語る。ただ半地下部屋の家賃相場が地上部屋と比べて、月額で20万ウォン(約2万円)前後安いと指摘。「低所得の住民も多い。行政がきちんと支援をしないと行き場を失う人が出る」と話した。

      与党「国民の力」の呉世勲オセフンソウル市長は、10〜20年かけて、半地下の住居としての利用をなくすと表明。半地下から地上に移る住民に毎月20万ウォンを最大2年間支給することも決めた。

      十数年前まで近くの半地下に住んでいたという飲食店従業員の60代女性は「韓国は先進国になったといっても、こんなひどい所に住む人がまだいる。政治家に、不平等を根本的になくしてほしい」と訴えた。

       ソウルを襲った豪雨は、格差問題を実感を持って見つめる契機となった。

      https://www.tokyo-np.co.jp/article/197275/

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