Billboard JAPAN運営が警鐘「チャート操作目的の再生では、音楽を“聴く”とは言えない」
8/6(土) 12:01配信
略
「曲名・アーティスト名」を付けた“ノイズ”なツイートの連投
Billboard JAPANは、2013年よりTwitterでの話題を指標に導入している。これは本国アメリカのBillboardに先立った動きだ。
「レコード協会の調査によれば、CDシングルを新規購入した理由として口コミはかなりの割合を占めています。そのため、口コミとしてTwitterは導入当初係数を高めに設定していました」(礒崎さん)
Billboard JAPANは、ツイート数のカウント方法について、アーティスト名と曲名どちらも書かれているツイートが集計対象であることを公表している。しかし、Twitterは実際のツイート内容とは無関係のハッシュタグを使用したり、単語のみでツイートしたりできる。
特に、ある時期から特定のアーティストをチャート入りさせることを目的に、ファンダムが意識的に楽曲名とアーティスト名をツイートする流れが大きくなった。Twitterで楽曲名を検索すると、ノイズやスパムとしか感じられない投稿も散見されているのが現状だ。
礒崎さんも「ファン以外のユーザーが見て、どう思うかというところまで考えたほうがいい」と懸念を隠さない。
「それでも、ノイズが大きく出る層は限られています。そこを考慮すると、Twitterの口コミとしてのデータは有効だと考えています」(礒崎さん)
「再生目的では音楽を『聴いている』とはいえない」
ファンダムによる数字稼ぎは、Twitterのみならず、あらゆるプラットフォームで組織的に行われている。例えば以前、経済誌『Forbes』がBTSの事例を取り上げていた。
中略
「アーティストの夢を叶えようとするファンダムの熱量は大切にしたい部分もあるのですが、それが行き過ぎてしまうと、『再生する』ことが目的となってしまいます。それは新たなファンの流入を阻害することに繋がりかねないですし、音楽を聴いているとは言えないのではないでしょうか」(高嶋さん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f1ca57351d582717c5317d1958fde48935da8d9?page=2
Billboard JAPAN運営「BTSの人気操作してる奴は楽しいの?くだらなくね?」
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