韓国では現在、過去の虐殺事件をめぐり韓国政府に“賠償”を求める別の裁判が進行中だ。争われているのは、ベトナム戦争中の1960年代後半頃、参戦した韓国軍が南ベトナム(当時)の各地で起こした「民間人殺害事件」の被害者による損害賠償の訴え。これまでに行われた研究者やジャーナリストの調査により、そうした事件は南ベトナムの80か所余りで起き、9000人以上が犠牲になったと推計されている。
韓国での裁判は、ベトナム中部のフォンニ村で事件に遭遇したグエン・ティ・タンさんが原告となり、2020年4月、韓国政府を相手取って起こしたものです。『民間人虐殺に責任がある大韓民国政府は3000万ウォン(約307万円)を賠償せよ』と、ソウル中央地裁に提訴しました。ベトナム人被害者による韓国での国家賠償訴訟はこれが初めてです。
これまで韓国政府は公式に事件を認め謝罪したことはなく、韓国軍元兵士のなかには、ベトナム人被害者らの訴えを否定するために強硬な手段をとる人々もいるほどです。
1966年2月から3月にかけて、ベトナム中部のビンディン省タイヴィン社(ベトナム戦争当時はビンアン社)で1200人以上の住民が韓国軍部隊に殺害される事件が起きました。
ランさんはベトナム人被害者らを支援する韓国NGOの招きにより、タンさんらと韓国を訪問。事件について韓国国民に向けて証言することになった。しかし、韓国でランさん、タンさんらを待っていたのは、“否定派”による手荒い仕打ちだった。
韓国訪問を終え、ベトナムに帰国したランさんを訪ねて話を聞きました。ランさんは訪韓したことを後悔している様子でした。韓国に滞在中、ランさんらが訪れたほぼすべての場所で、集まった軍服姿の元軍人から『嘘つき』『ベトコン(戦争当時、米韓軍と敵対したゲリラ勢力)』などと罵詈雑言を浴びせられたというのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/703122b8cfdc56985af0e2dd9416089c448017ca
証言だけでも「証拠」となる 韓国なのに 証言以外の「証拠」があっても認めないのはどうなの?
お手本となる「謝罪と賠償」とやらを 見せて頂きたいものです
韓国が直面するもう一つの歴史問題 韓国軍によるベトナム戦時民間人虐殺事件の被害者は今
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