韓国の完成車、証券業界によると、現代自動車と起亜自動車の今年第2四半期の営業利益コンセンサス は、それぞれ2兆1399億ウォン(約2139億円)と1兆7100億ウォン(約1710億円)だ。 合計営業利益が4兆ウォン(約4000億円)を超え、四半期基準で歴代最大値を突破する見通しだ。
現代自動車·起亜自動車の今年の全体営業利益も、歴代最大値を更新する可能性が高い。両社の営業利益コンセンサスは、それぞれ8兆2857億ウォンと6兆5660億ウォンで、計15兆ウォンに迫る。これまでの最大値は「自動車·化学·精油」が最盛期だった2012年に記録した11兆9592億ウォンだった。
しかし、最近になって、現代自動車·起亜自動車が、再び全盛期を迎えている。現地販売のために使うインセンティブが、世界1位の日本トヨタよりも低い水準だ。米国市場で、現代自動車と起亜自動車の1台当たりのインセンティブはそれぞれ597ドルと834ドル(今年4月基準)だ。トヨタは855ドル、現地ブランドのフォード·GMはそれぞれ1523ドルと2046ドルだ。現代自動車·起亜自動車が、販促費を使わなくても消費者が並んで買うブランドになったという意味だ。
両社のインセンティブ水準は、2020年対比35%ほど減少した。 現代自動車グループの関係者は「昨年5月、インセンティブ水準を大幅に下げた」とし、「今年第2四半期に例年水準に引き上げる計画を立てたが、車の人気が続き、調整時期を無期限に延期した」と説明した。
現代自動車·起亜自動車の世界での在庫も、現在1か月ほどだという。完成車業界で通用する適正在庫の3~4か月分より少ない。作ってすぐに売らなければならない「歴史的な好況」を享受しているという。
ジェネシスとSUVを前面に出して収益性を確保した現代自動車·起亜自動車は、電気自動車競争でもリードしている。 ブルームバーグによると、アイオニック5とEV6は、今年に入って5月まで2万1467台が販売され、テスラを除いた全てのブランドの電気自動車を上回った。
27日、有価証券市場で、現代自動車は、前営業日より5.78%上昇した18万3000ウォンで取引を終えた。 起亜自動車も4.39%上昇した8万900ウォンで取引を終えた。
現代自動車·起亜自動車、第2四半期業績が史上最大見通し
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