「信じていたサムスン電子まで…眠れない」
医療界によると。株式投資損失によるストレスのため受診する20~30代の患者が増加している。先週ソウル市内のある精神健康医学病院では「株のため日常生活が大変だ」という内容の相談問い合わせが普段より2倍以上増えたという。
ある精神健康医学専門医は「普通投資の失敗は本人の責任と考えるので病院まで訪れるケースは珍しいが、最近は全般的な経済状況に無力さを感じ相談を望む患者が増加している」と話した。
相対的に安定した優良株の株価まで急落し投資初心者の打撃は深刻な状況だ。韓国で時価総額1位であるサムスン電子は17日に5万9800ウォンで取引を終えた。
サムスン電子の株価が5万ウォン台になったのは終値基準で2020年11月から1年7カ月ぶりだ。昨年初めに9万ウォン台まで上がり10万ウォン台への期待混じりの見通しまで出てきたが、再び5万ウォン台まで落ち込んだのだ。
昨年初めに株式を始めたクォンさん(29)は「サムスン電子は株式初心者の間では銀行積立金のような概念だ。そんな銘柄が半減したので夜も眠れないというのは当然だ」と話す。ある30代の投資家は「朝起きて株式アプリを立ち上げること自体が途轍もないストレス」と吐露した。
同様の苦痛を味わう投資家が匿名でオンラインに集まり互いに慰め合う現象も現れている。カカオトークのオープンチャットルーム「株式・ビットコインで失敗した人のための部屋」には19日基準で70人ほどの投資家が集まり各自の投資失敗経験を打ち明けた。
引用元記事:https://n.news.naver.com/mnews/article/025/0003203462?sid=102
「信じていたサムスン電子まで…眠れない」株価やコイン暴落に精神科を訪ねる韓国の若者激増
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