物価上昇→賃金引き上げ→物価上昇「魔の悪循環」始まるか=韓国

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    • 1名無し2022/05/11(Wed) 09:26:55ID:U0MDE5MDI(1/1)NG報告

      物価上昇が続き、これに伴う賃金引き上げが現実化している。賃金が上がりさらに物価を引き上げる「賃金インフレ」の懸念も出ている。物価上昇が賃金を、賃金が再び商品とサービス価格を上げる螺旋形上昇を警戒すべきという声が大きくなっている。

      10日の統計庁によると、昨年の協約賃金引き上げ率は3.6%で、2020年の3.0%より上がった。協約賃金は労使が団体協約で定めた賃金を意味する。2018年以降協約賃金引き上げ率は毎年低くなったがこの傾向が昨年から変わった。特に民間部門の引き上げ率が3.9%で公共部門の1.5%を大きく上回った。

      韓国銀行は先月、「最近の労働市場内の賃金上昇圧力評価と示唆点」と題する報告書を通じ、「常用職定額給与などの賃金上昇率寄与度が拡大し賃金上昇圧力を高めている。場合により物価が賃金上昇をあおり再び物価のさらなる上昇につながる悪循環の可能性がある」と明らかにした。企業が高まった人件費を消費者価格に転嫁することになるという意味だ。

      延世(ヨンセ)大学経済学科のヤン・ジュンモ教授は「韓国政府は今後物価が上昇し続けるという期待インフレを安定的に管理することが課題。物価上昇が長期化するという見通しが大きくなれば賃上げ要求が強まり、結局再び価格が上がる循環上昇が現れるほかない」と話した。

      https://s.japanese.joins.com/jarticle/290899?servcode=300&sectcode=300

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