来月9日に任期末を迎える韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、26日に放送されたJTBCテレビのインタビューで、徴用工や慰安婦問題などで冷え込む日韓関係の現状について「韓国政府(の立場)が変わったということはまったくない。変わったのは日本の方だ。だんだんと右傾化して態度が変わった」と述べた。
安倍晋三元首相の任期中に日本の右傾化がさらに進み、それが原因で日韓関係がより悪化したとの認識も示した。
文氏は1998年に当時の金大中(キムデジュン)大統領と小渕恵三首相が合意した日韓共同宣言にも言及。「日本は今も言葉では宣言を受け継ぐと言っているが、実際には受け継いでいない」と指摘した。その上で尹錫悦(ユンソンニョル)次期政権での日韓関係について「少し変わるのかというと、自分はそれほど楽観的に見ることはできない」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20220426/k00/00m/030/278000c
「韓国が変わったことはなく、日本が右傾化した」 文在寅氏発言
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