長年にわたり、就職難が社会問題となっている韓国で、海外就職を希望する若者が増加傾向にある。
■「高スペック社会」で高学歴でも3~4割が無職
韓国統計庁のデータよると、15~29歳の失業率は2012年以降上昇し続けており、韓国のトップ4大卒業生の就職率は過去数年60~70%と、高学歴でも3~4割が職にあぶれる過酷な現状だ。
■8割以上が「韓国脱出したい」
絶望した若者が、残された希望として向かう先は「海外」だ。就職サイト「ジョブコリア」が韓国の20~30代を対象に実施した調査では、84.9%が「チャンスがあれば海外で就職したい」と回答した。人気が高いのは、労働人口が不足しており、かつ里帰りしやすい近隣国の日本だ。
韓国は2005年から、雇用支援サービスの向上を国家戦略課題に掲げている。2013年に導入された、若者の海外進出支援プログラム「K-move」はその一貫だ。
同国の雇用労働部の発表によると、2018年の時点でネットワークは世界70ヵ国に拡大しており、2017年には5,783人の大卒者が海外で就職した。そのうち3分の1が日本へ4分の1が米国へ、残りはシンガポール、オーストラリア、その他の国へ流出した。
https://news.livedoor.com/article/detail/21669715/
韓国の20~30代の8割以上が「韓国を脱出したい」 憧れの日本に人気が集中
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