【グローバルフォーカス】ウクライナ危機、朝鮮半島に影響も

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    • 1名無し2022/02/11(Fri) 22:28:35ID:M3MzI3MjU(1/1)NG報告

      プーチン大統領はウクライナとの国境にロシア軍およそ10万人を配置し、国際的な孤立と制裁のリスクを自ら招いたが、これによってNATO(北大西洋条約機構)内で生じた論争と分裂を楽しんでいるはずだ。米国とウクライナは、北京冬季オリンピック(五輪)が終わってウクライナの雨期が始まる前、ロシア軍が侵攻する可能性があると懸念している。2月末または3月初めだ。1945年以降、欧州で最も暴力的な地上戦が発生すれば、その地政学的な衝撃は朝鮮半島にまで影響を及ぼす可能性がある。

      韓国の次期大統領は劇的に変わる国際情勢と向き合うかもしれない。現在のように地政学的競争で「戦略的あいまい性」を維持し、南北関係のために中露に融和的な接近をすべきという誘惑が続くだろう。しかしこれは失策だ。中露は北朝鮮の核の野心を遅らせるより、米国との同盟を弱化させることにはるかに関心が大きい。下手な融和策は韓国が米国同盟体制から離脱することで糊塗されるかもしれない。

      新しい大統領はまず米国の同盟ネットワークで韓国の中心的位置を補強する必要がある。そうしてこそ朝鮮半島の外交で有利な位置を占めることができる。このために韓米同盟および抑止力とアジアの他の同盟国、特に日本・オーストラリアとの関係を強化する必要がある。NATO・欧州連合(EU)との関係強化も求められる。まさに今が「グローバル大韓民国」として戻ってくる時だ。

      ある時点には朝鮮半島の外交が再開されるが、今はプーチン大統領の冒険主義で地政学的な緊張が悪化する時期だ。力と提携(alignment)が非常に重要になっている。提携に関する決定が、複雑化する外部環境を管理するうえで韓国がどれほど力を持つのかを決定づけるということを、韓国の次期大統領はすぐに知ることになるだろう。

      https://s.japanese.joins.com/Jarticle/287685

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