昨年初め、イランに強,制的にだ捕された韓国ケミ号の船会社が、政府を相手取ってソンガイ賠償訴訟を起こしたと、昨日(27日)お伝えしました。
アメリカがイランに厳しい制,裁を加え、韓国の銀行にイランの資,金70億ドル(=約8,000億円)が凍結されていることが事,件の背景と指摘されていましたが、最近イラン側は、韓国政府がこの資,金を不当に返済していないとして、紛,争の意思を伝えてきた事実が確認されました。
イラン側の激しい抗議が続く中、昨年に韓国ケミ号がイランから解放されると、当時の丁世均(チョン・セギュン)首相はイランを訪問し、問,題解決を約束したりもしました。
このような中、イラン中央銀行が昨年9月末、韓国政府にこの凍結資,金に関する紛,争の意思を通知してきました。
韓-イラン協定に基づき、紛,争の意思を通報してから6ヵ月以内に交渉による解決策を見出せなければ、イラン側がISD条項、すなわち投,資家と国家間訴訟を提起することができます。
韓国・日本・イラクなどに凍結されているイランの凍結資,金は計200億ドル(=約2兆3,000億円)規模に達しますが、イラン側が紛,争の手続きに着手したのは韓国が唯一であることが分かりました。
イランの凍結資,金は、利子まで考慮すれば85億ドル(=約9,700億円)、韓国ウォンで10兆ウォン規模です。 ここにお金を動かせなかったことで発生した損害まで賠償を要求してくる可能性があります。
アメリカの対イラン制,裁を理由にガス田契約を履行しなかったフランスのソフレガズ社に対する国際仲裁裁判では、アメリカの制,裁は国際的規範力がないとして、ソフレガズ社が敗訴した前例があります。YouTubehttps://youtu.be/6U4S6JxeElA
凍結資金返して。イラン決断、ついにISD条項による訴訟の意思を通知
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