アメリカ国防総省(DOD)は2021年12月30日(木)、ボーイングに日本のF-15SI (super interceptor) 改修プログラムとして、4億7,131万3,000ドル(約543.6億円)以内での契約を授与しました。防衛省は2022(令和4)年度予算でF-15J能力向上について、総額を定めずに計画内容も詳細を詰めていない事項要求として予算に組み込んでいます。目安として、2022(令和4)年度のF-15能力向上の関連経費は520億円です。
DODはプログラム内容として、航空自衛隊F-15の改造、4機の兵器練習機の開発・試験・納入を含む統合システムの設計・開発を想定しています。ボーイングの業務は、F-15プログラムで最新のF-15EXの開発を手がけるセントルイスの工場で実施されます。ボーイングが与えられた今回の契約は、アメリカによる日本との対外有償軍事援助(FMS)を活用した事業で、2028年12月31日完了予定です。
https://flyteam.jp/news/article/135405
航空自衛隊F-15J(MSIP機)102機のアップグレードプログラム ボーイングと契約
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