【上海時事】旧日本軍による南京事件から84年となる13日、中国江蘇省南京市の大虐殺記念館で追悼式典が開かれた。習近平国家主席は4年連続で出席を見送った。演説した孫春蘭副首相は「日本の侵略戦争は中国人民に前代未聞の災難をもたらし、南京では30万の同胞が無残に殺りくされた」などと非難。日本が「正しい歴史認識」を持つことを前提に「新時代の要求に合った中日関係の構築に取り組んでいく」方針を示した。
今年の演説からは、近年盛り込まれてきた日中関係の「友好」「発展の機会」といった前向きな表現は消え、両国関係の冷え込みが浮き彫りになった。来年9月に迎える国交正常化50周年についても言及はなかった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121300702&g=int
日本は「正しい歴史認識」を 南京事件84年でけん制―中国
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