11月19日午後にソウル市鍾路区楽園洞のテジ(豚肉)クッパ通りを取材した。
豚肉クッパの価格は5000ウォン(約480円)から6000ウォン(約580円)に書き換えられていた。この路地の食堂はどこも先月から価格を全て1000ウォン(約96円)値上げした。1本3000ウォン(約290円)ほどだった焼酎も4000ウォン(約390円)になった。近くのタプコル公園にやって来る高齢者やタクシー運転手、節約志向のサラリーマンが気軽に食事できることで有名だったが、今後5000ウォンではクッパも食べられなくなったのだ。
■5000ウォンのクッパも6000ウォンのピザも消えた
全国に586の加盟店を持つピザのフランチャイズ「ピザスクール」は今月から全商品の価格を1000ウォン(約96円)値上げした。1万ウォン(約960円)以下の中低価格が主力商品だが、今回の値上げで最も安いチーズピザが6000ウォンから7000ウォンになった。ピザスクールは「原材料、人件費、店の賃貸料が上がり続けているので、残念だが値上げするしかない」とコメントした。
粉もの料理の価格も値上げラッシュが続いている。全国に200以上の店舗を持つフランチャイズの「ヤムセムキムパプ」も先月末から一部メニューを値上げした。ラーメンは3500ウォン(約340円)から4000ウォン(約390円)に、トッポギは4000ウォンから4500ウォン(約430円)に上がった。統計庁の資料によると1年前に比べてキムパプは4.8%、ラーメンは3.9%、トッポギは3.5%価格が上昇しているという。
■「国民の夜食」フライドチキンも2万ウォン時代に
「国民の夜食」と言われるフライドチキンも例外ではない。チキン・フランチャイズで業界1位のキョチョンチキンは今月22日から値上げに踏み切った。2014年に一部メニューの価格を上げて以来7年ぶりだ。キョチョン・オリジナルとハニー・オリジナルが1万5000ウォン(約1450円)から1万6000ウォン(約1540円)に、レッドウイングとハニーコンボは1万8000ウォン(約1730円)から2万ウォン(約1930円)にそれぞれ値上げした。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/26/2021112680131.html
「庶民の味方」5000ウォンのクッパは消え、「韓国国民の夜食」フライドチキンは2万ウォン時代に突入
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