韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官は15日(現地時間)、「終戦宣言は非核化対話と平和会談のための道を開くことによって南北と米国が新たな秩序を形成するにあたり意味ある進入点になるだろう」と述べた。
また、北朝鮮非核化のためには誰も抜け出せない枠組みを作ることが重要で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が提案した韓国戦争(朝鮮戦争)終戦宣言などが解決法になりえるという立場を明らかにした。
崔次官はこの日、米国ワシントンDCで韓国国際交流財団(KF)と米戦略国際問題研究所(CSIS))が共同で主催した韓米戦略フォーラムに出席して、このような内容の基調演説を行った。
今年9月、文大統領が国連総会の演説で北朝鮮との対話再開のための方案として終戦宣言を提案した後、韓国高位当局者がワシントン政策コミュニティを対象に公開的に支持を求めたのはこれが初めてだ。一方、米国側高位当局者の基調演説はなかった。
崔次官は「韓国政府は韓国戦争終息を通じて非核化で後戻りできない進展を成し遂げ、非正常的で長い休戦状態を平和体制に転換する過程を始めたいと考える」と明らかにした。
続いて「何よりも、戦争を終息して平和過程を始めるのは道徳的に正しいこと」としながら終戦宣言推進の正当性を強調した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/284836
韓国外交次官「終戦は道徳的に正しいこと…短時間でも合意可能」
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