デジタルマーケティングなどを手掛けるGEM Partners(東京都港区)は、「定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20」(10月9~15日)を発表した。視聴者数1位はアニメ「鬼滅の刃」(155ポイント)、同2位はNetflixオリジナルの実写ドラマ「イカゲーム」(102ポイント)だった。前週調査ではそれぞれ2位と3位だったため、1ランクずつ順位を上げたことになる。
「鬼滅の刃」、テレビ放送開始が後押しか
「鬼滅の刃」は、20~40代で高い視聴者数ポイントを獲得。同作品は30代、40代、50代、60代の年代別ランキングでそれぞれ1位を獲得した。サービス別では、Amazonプライム・ビデオ、dアニメストア、U-NEXT、dTV、J:COMオンデマンド、TELASA(視聴者数ポイント)で1位を獲得した。
視聴者数の推移から、同社は「地上波の放送を契機に、定額制動画配信サービスでも視聴者数ポイントが増加している」と指摘。1位に輝いた背景には、10月10日にテレビ放送、翌11日に配信が開始となったテレビアニメ「鬼滅の刃」(無限列車編)による視聴者数ポイント獲得の後押しがあったとみられる。
一方で「イカゲーム」は15~19歳と20代でそれぞれ1位を獲得。特に20代からかなり高い支持を集めているという。9月17日の配信開始時は、韓流ドラマファンとみられる女性の鑑賞者が多めだったものの、徐々に男性視聴者数の割合が増加。現在、視聴者の男女比は約3:7と女性寄りの傾向は変わらないが、配信開始当初から鑑賞者構成比が大きく変化しており、同社は「裾野の広がりがうかがえる」としている。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2110/25/news157.html
「鬼滅の刃」VS「イカゲーム」 動画配信サービスで視聴者数1位になったのは?
157
ツイートLINEお気に入り
133
18