【ドバイ=酒井圭吾】10月1日にアラブ首長国連邦(UAE)で開幕するドバイ万博の「日本館」が26日、メディアに初公開された。先端技術を駆使して日本文化を紹介する。
万博は来年3月末まで半年間で2500万人の来場者を目指しており、新型コロナ禍の中で開かれる世界最大級のイベントとなる。昨年10月に開幕予定だったが、新型コロナの影響で1年先送りになっていた。
日本館のテーマは「アイディアの出会い」で、日本の伝統、技術、文化、食などに関するコンピューターグラフィックス(CG)の展示が目玉だ。敷地内には回転ずし大手スシローが特別店舗を出店する。
2025年に控える大阪・関西万博のPR展示場もあり、パビリオンの誘致を進めるための拠点となる。
過去の万博では、日本館は常に人気を集めてきた。今回はコロナ感染防止のため、同じ時間帯に入場できる人数を従来の半分に制限する。定期的な換気を行うとともに、来場者の位置情報を把握して「密」を避けるよう誘導するという。
来場者全員に専用スマホとイヤホンを携帯してもらう参加型アトラクションの形式を採用している。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210926-OYT1T50088/
ドバイ万博「日本館」初公開、日本の伝統・技術をCGで紹介
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