中国と北朝鮮の立場から韓国戦争(朝鮮戦争)を見た中国映画『金剛川』が韓国題名『1953金城(クムソン)大戦闘』として先月30日、韓国映像物等級委員会審議を経て「15歳以上観覧可」の等級を付与された。これにより韓国で公式に流通することになった。
1953金城大戦闘は映画観覧ではなくビデオ用として審議を終えた。映画館での上映はできない。VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを通じて観覧することができる。NAVER(ネイバー)・Daum(ダウム)などポータルサイトは今月16日から鑑賞することができると案内している。あらすじは「韓国戦争の終盤である1953年夏、40万人を超える米軍と中国共産軍が金剛山(クムガンサン)金城突出部をめぐり最後の戦いを準備する」と紹介されている。
映画は1953年7月金剛山下流で起きた金城の戦いが舞台となっている。休戦を控えて一進一退を繰り返していた時期だ。映画は中国軍を英雄視し、米軍戦闘機を「死の爆撃機」として描くなど中国と北朝鮮の見解を反映している。
このために映画ファンの間では「こういうものをなぜ輸入するのか」「典型的な中国宣伝用映画、こういうものを配給するとはあきれる」「韓国語で翻訳配給することが常識的に可能なのか」など反対意見がたくさん出ている。一部では「(韓国は)自由がある国なのでこういうものも輸入するのではないか」という意見もある。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/282685
「韓国軍9000人を殺傷」中共軍映画、韓国政府が正式に国内上映を許可
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/09/07/2021090780031.html
「こんなものをなぜ輸入?」 韓国戦争惨敗を描いた中国英雄物語映画が韓国で許可論争
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