韓国内で元慰安婦に対する嘲弄や歴史歪曲が深刻に？

韓国内で元慰安婦に対する嘲弄や歴史歪曲が深刻に？特別法制定の動きも＝韓国ネットにも懸念の声
2021年8月14日、韓国・ニュース1などは、韓国で元慰安婦に対する嘲弄（ちょうろう）や歴史歪曲（わいきょく）が度を超えているとして、その実態を伝えた。

記事によると、韓国で元慰安婦はたびたび「嘲弄の対象」になってきた。今年4月には「慰安婦法廃止国民行動（国民行動）」という名前の団体が、慰安婦問題解決のために行われている水曜集会の隣で「日本軍慰安婦の実態の歪曲糾弾記者会見」を開き、元慰安婦の李容洙（イ・ヨンス）さんに扮し「うそをついたことは申し訳ない」と謝罪するパフォーマンスをした。記者会見に出席した関係者らも「ヨンスおばあさん、うそはもうやめて」「うその達人、イ・ヨンスが代償を払う」などと書かれたプラカードを掲げ、「イさんはうそをついており、元慰安婦ではない」と主張したという。

国民行動以外にも、水曜集会は保守系市民団体「自由連帯」やユーチューバーらから「妨害行為」を受けている。きっかけは元慰安婦の支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯（正義連）」の前理事長で現職の国会議員・尹美香（ユン・ミヒャン）氏が昨年、元慰安婦への寄付金をめぐる不正疑惑で起訴されたこと。

記事は「当初、批判の矛先は正義連や支援活動家らに向けられていたが、次第に当事者である元慰安婦にも向けられるようになった」と説明している。その他、インターネット上の掲示板や記事へのコメントにも「度を越えた批判」や「侮辱的な書き込み」が掲載されているという。

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_881007/