2021年6月22日、韓国・毎日経済は「韓国には認知度の低いヤンセン、台湾にはなぜモデルナ…米国の腹案は?」と題した記事を掲載した。
米国政府は今月、新型コロナウイルスワクチン8000万回分の海外提供を表明した。記事は「実際に支援を受けるのは韓国、メキシコ、カナダ、台湾だが、メキシコとカナダは隣接国家の貿易共同体という性格が強いため、実際の最優先支援対象は韓国と台湾になる」と伝えている。しかし、韓国は5000万人の人口にワクチン100万回分、台湾は2300万人の人口にワクチン250万回分と、支援に格差があるという。さらに、韓国に提供されたのは認知度の低いヤンセンファーマ製だったのに対し、台湾は主流の一つであるモデルナ製だと記事は指摘している。
米国からの無償支援、250万回分のワクチンは20日、台湾に到着した。記事は「なぜ米国は台湾にこのような贈り物をしたのか」について、「台湾は中国と米国の新冷戦の最前線に位置している」「台湾は世界最大の半導体ファウンドリ、台湾積体電路製造(TSMC)を抱える半導体の基幹供給網でもある」ことを挙げ、「米国が半導体覇権をめぐって中国と争っている状況で、台湾を強く支持しているというメッセージを示す必要があった」と説明している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「理由が本当に分からなくて聞いてるのか?」「理由?。大統領が間抜けだからだ」「親北・親中の韓国に、いいワクチンをくれるわけがない」などの批判的な意見が見られた。
https://www.recordchina.co.jp/b878359-s25-c100-d0195.html
米ワクチン、台・韓格差(台湾は主流のモデルナ250万回分、韓国には認知度の低いヤンセン100万回分)
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