「クアッド要請ない」と中国を安心させる韓国政府、THAAD「3No」デジャビュ

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    • 1名無し2021/04/27(Tue) 08:29:06ID:I0OTgzODg(1/25)NG報告

      米国が最近、ワクチン協力もクアッド(日米豪印戦略対話)を中心にすることを示唆した。しかし韓国政府はクアッドについて「米国から参加要請を受けたことはない」とし、選択を回避するような立場を見せている。2016年のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備前の「要請も、協議も、決定したこともない」とあいまいな態度で一貫してきた当時の政府の立場のデジャビュという指摘だ。

      <1>クアッド、ワクチン協力で拡大するが….

      米国が最近、クアッドとワクチン協力を連係するような発言を続けるのは、今後、インド太平洋地域で安定したワクチンサプライチェーンを構築する過程でクアッドという協議体を核心に置くという意味と解釈される。政府はワクチンという限定された資源を得るため米国の協力を積極的に模索すべきだが、クアッドとは別だとして一線を画している。米国産ワクチンを得るためにはクアッド参加が必須というわけではないという趣旨だ。

      中国も韓国のクアッド参加意思に注目している。香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は24日、複数の消息筋を引用し、「中国が韓国にクアッドに参加するかどうかを数回問いただし、これに対して韓国は『参加要請を受けたことはない』と答えた」と伝えた。中国外務省の汪文斌報道官はこの報道に関する中央日報の質問に対し、「中国は関連国が地域の平和と安定に利益になることを多くすることを希望する」と答え、韓国を相手にクアッド問題を取り上げたことを否認しなかった。

      <2>THAAD事態当時の「外交失敗」反復を懸念

      こうした「現実回避型」対応は過去の政権でもあった。2014年6月に在韓米軍側が「朝鮮半島THAAD展開を米国政府に要請した」と明らかにしながらTHAAD問題が水面上に浮上すると、政府が苦心の末に決めた立場はいわゆる「3NO」だった。「(米国の)要請も、協議も、決定もない(No Request,No Consultation,No Decision)」とし、事実上、中国を安心させた。北朝鮮核問題で中国の協力を引き出すには韓中関係を強化すべきという判断からだ。

      https://japanese.joins.com/JArticle/278063

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