【韓国から“脱出”する「企業」が続出、その背景にあるものとは?】
ブルームバーグが2月19日、米シティバンクが韓国からの撤退を検討していると報じた。昨年来、同じように撤退などを表明する企業が続出している。その背景にあるものとは?
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■日本企業が韓国に進出してきた理由
日本企業が韓国に進出してきた理由は、低コストであることに加え、日本ブランドを求める市場が存在したからだ。
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例えばサンケンが進出した当時、韓国は人件費が安かった。また電気料や水道料など、とても安く、製造コストが低かった。
品質が低く、不良品も多いが、仮に不良品が10%多くてもコストが15%低ければ、トータルではプラスとなる。
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それまではうまく行っていたのに、落とし穴のようなものができた。2017年に発足した文在寅政権が、最低賃金を大幅に増額したのだ。
結果、賃金全体が高騰。続いて政府と与党は「週52時間労働制」を導入する。韓国の勤労時間は「週40時間」が原則で、最大週28時間まで超過勤務が認められていたが、「週52時間労働制」で、超過勤務の上限が週12時間に短縮されたことになる。
結局のところ労働の質は低下し、生産性はガタ落ちした。日本ブランドが求められるかはともかく、低コストではなくなってしまったのだ。
(全文はリンク先で)
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/02251101/?all=1&page=1
韓国から“脱出”する「企業」が続出、その背景にあるものとは?
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