世界的地政学戦略家のピーター・ゼイハン 日本と韓国の評価は?

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    • 1名無し2021/02/08(Mon) 16:06:29ID:c5OTYyMDg(1/1)NG報告

      1985年9月、ニューヨーク・プラザ合意後「失われた30年」の苛酷な体験をした日本は超強大国モードを再稼働し始めたと見る。日本はとっくに輸出中心の経済から脱皮し、生産施設を他国に移転してその国の市場で商品を販売する「ディソーシング(desourcing)の達人」になった。為替レート、軍事的・政治的障害物、関税障壁の不利益から自由になった。

      ゼイハンによれば米国は非公式に米国に代わるアジア地域盟主に日本を指名した。米国は日本が直接、中国を相手にできるように日本政府に軍事行動を制限する憲法条項を再解釈せよと公式に促した。
      また、米国は情報共有と軍事技術移転を通じて日本をできるだけ恐るべき存在にしている。アジアで葛藤が終われば、日本が優位を占める根本的に新秩序の夜が明けるだろうというのがゼイハンの展望だ。

      そうなれば最も極端な状況変化は韓国と北朝鮮が体験することになる。ロシアが衰退し、米国が手を引き、中国が崩壊か後退かの岐路に立つ様になれば選択肢はほとんど消えることになる。再び浮上する日本と事実上経済的に融合する道を模索することが最も賢明な選択だろうとゼイハンは話す。

      日本は韓国が構造的な経済問題を解決するのに役立つ唯一の国、海外市場への接近を助けることができる唯一の国だろう、とゼイハンは主張する。このようなゼイハンの提言が韓国でどのように受け入れられるかは分からないが、日本の再浮上にともなう国際力学の変化に深刻に対峙しなければならないだろう。

      https://kaigaiuchu.com/chinakorea-31839/

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