【株で稼ぎ40代でリタイア…20~30代に「ファイヤー族」急増=韓国】
「月給を除き住宅価格も株式もみんな上がりました。労働価値が落ちるようなもので、会社の仕事より株式投資に集中することになりました」。
20代の会社員キム・ミンさん(29)の話だ。彼は昨年マイナス通帳を作り貯めた資金まで合わせ8000万ウォンを株式に投資し、1年ほどで30%の2400万ウォンの収益を手にした。彼は「投資で稼いでいるので以前ほど業務に没頭するのは難しい。最近は株式だけでなく米国国債をはじめ、金や穀物など原材料市場に関心を持って勉強している」と話した。
(略)
勤労所得の上昇はわずかで、住宅価格は天井知らずの勢いで高騰し、若い層が目を向けるのが株式市場だ。実際に昨年キウム証券で20~30代が新たに開設した証券口座は117万件で、前年の25万件より5倍近く増加した。会社員のソン・クァンジュさん(28)は月給の70~80%を証券口座に入れる。ソンさんは「一生の職場というものはなく、月給も上がらず常に不安だ。まずは月給以外に株式で毎月50万ウォンずつ毎月の家賃を払えるほど稼ぐことが目標になった」と話した。外資系企業に通うヤンさん(30)は役員への出世を諦めている。彼は「資金を借りて家を買った友人らと資産格差が広がり、気持ちが焦り昇進などを考える余力がない」と吐露した。彼が早く稼げる方法として見つけたのが株式投資だ。昨年から株式とファンドで2000万ウォンを運用する。ここに毎月の月給の40%を投じて株式を追加で買っている。
役員への出世断念を超え早期リタイアを夢見る「ファイヤー(Financial Independence Retire Early)族」も生まれている。経済的自立を通じて遅くとも40代初めにリタイアするのが目標の人を称する新造語だ。
https://japanese.joins.com/JArticle/275025
【韓国】株で稼ぎ40代でリタイア…20~30代に「ファイヤー族」急増
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