嫌韓は大きく分けて二種類に分けられる。
一つは暇潰しである。バラエティとして楽しんでいる。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のニダーや、お笑い韓国軍、テコンダー朴など、韓国を取り上げる際、笑いを挟む。からかい目的だったりする。
こういう人はリアルが忙しいと嫌韓しない。おそらくここにも来ない。スマホゲームのような感覚で遊んでいるのだ。
このタイプはガチな嫌韓というよりは、どこか韓国をナチュラルに見下していて、現実世界で生きている時は大して韓国を考える事がなく、何か行動に移すわけでもない。
だから政治に興味ない人すら含んでいる。
もう一つはガチの嫌韓だ。
彼らは政治に関心が高い。前者と違って郷土愛が強いため、日本を悪用する人間が純粋に嫌いだ。
彼らは韓国だけでなく、韓国を受容させようとする市民団体や政治に介入する在日も心底嫌っている。
だから彼らの場合はリアルに行動に移し、政治を学び、歴史にも詳しくなっていくわけだ。
このタイプは自民党支持者もいるが、日本第一党や維新のの支持者も多い。韓国人と論じあい、理詰めしているのはこのタイプと言えるし、わりと日常的に嫌韓サイトも見る。
ハイブリッドもいるんだろうが大きく分ければこの二つに分類されると思う。韓国との違いは、前者のバラエティ感覚のライトな嫌韓が多い事だ。
韓国は反日が道徳的行動になり得るが、日本ではそれはあり得ない。多くの場合リアルで韓国を叩く人を見ると、「何もそこまで真剣にならなくても…」と引く人が多い。
それはライト嫌韓より、ここに入らない一般人が多数だということを意味する。
彼らは韓国は問題のある国らしいと認識しつつも、嫌韓ではないし、普段韓国を特別意識しない。つまり特別な関心がない。個人的に自分の親や従兄弟や友人がそのタイプだ。体感上、最も多い。
だから好きになるきっかけを与えられれば容易に好きにもなる。それがK-POPを聴く若い層だ。
それは歴史教育や、大人の話の中で嫌韓する事前情報がない、という反証でもある。
日本でなぜ嫌韓本が売れるかというのは、「悪い国なんだ。」と、大人になってから認知する人がこの時代に増えた、というわけなのだ。それまで意識していなかったから売れるという現象が起きる。もし嫌韓が浸透していたら売れないだろう。
私見だが、これがリアルな嫌韓の実態だと思う。
嫌韓は二種類に分けられる。
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