“反日国”で繰り返されてきたパクり
日本で大ヒットを飛ばしたアニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の韓国公開を12月に控え、韓国のマニアたちは期待に胸を膨らませている。そして、映画の公開が近づき、昨年8月から始まった“日本製品不買運動”が終焉に向かっている機運もあるという。
不買運動真っ只中の昨年10月に公開される予定だった「天気の子」は、反日・不買運動の影響で約1か月、公開が延期され、韓国でも高い人気を誇るアニメ映画「名探偵コナン 紺青の拳」は公開と同時に、映画の口コミサイトに反日を示唆する悪質なコメントが並んだ。
日本でもときおり報道されるが、韓国では日本のアニメや漫画が話題になる都度、“パクり”アニメや漫画が登場する。
そして、“パクり”が原作のファンやマニアの間で問題になり、ユーザー側と制作者側の論争に発展する。
その中でも“ワピース事件”は特に大きな論争を巻き起こした。
制作側の“オリジナル”軽視、世論に逆行する判決に
当時ネット上では、「著作権の概念はおろか、こんないい加減なものを作品と呼べるのか」「こんなものを制作するのに3年もかかったなんて…世も末だ」などの批判の声が相次いだ。
韓国の世論でさえ、“盗人猛々しい”という指摘が圧倒的だったが、韓国の裁判所はそれとは逆行するように、盗作疑惑に無罪判決を言い渡した。
当時、韓国では著作権の概念が完全に定着していなかった上、国全体に反日感情が根付いていた。
もしオリジナルが日本ではなくアメリカやイギリスのアニメだったら、違う判決が下された可能性は否定できない。
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11100559/?all=1&page=2
「鬼滅の刃」韓国公開が「日本不買」を強制終了させる理由と「ワンピース」パクり事件の顛末
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