LGイノテック、高効率フェライト開発…テレビを60%薄型に
斗山ソルス、システム半導体用ハイエンド「超極薄銅箔」受注
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フェライトは日本企業が市場をリードしてきたが、割高で需給が不安定だった。LGイノテックは2018年から高効率フェライトの開発に着手。スーパーコンピューターで実験回数と時間を減らし、結果の正確度を高めた。少なくとも4年以上かかる開発期間を1年4カ月に短縮した。
電子素材分野で「脱日本」ブームが起きている。素材大国日本に依存してきた製品を国産化し、「素材技術の自立化」に拍車をかけている。日本政府の輸出規制に対処するのはもちろん、素材・部品・設備の生態系構築にも寄与するとみられている。
■日本と対等な技術力確保…素材市場・事業拡大
斗山ソルスは先月、日本企業が独占してきたシステム半導体用ハイエンド超極薄銅箔を受注したと発表した。厚さが2マイクロメートルの超極薄銅箔は次世代のウエアラブルデバイスに採用される。子会社のサーキット・フォイル・ルクセンブルクは日本企業に並ぶ水準の超極薄銅箔を実現したという。
■国産化で安定供給、技術協力に寄与
SKマテリアルズは今年2月、錦湖石油化学の電子素材事業を買収し、半導体工程に使われるフォトレジスト市場に進出した。フォトレジストは光への露出に反応して化学的性質を変える感光液で半導体ウエハーの上に回路パターンを形成する露光工程に使われる。
SKマテリアルズは外国製への依存度が高いフォトレジスト素材市場で国産化を通じ、安定的な供給と技術協力に寄与する方針だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/04/2020110480081_2.html
韓国電子素材業界に「脱日本」ブーム…半導体、ディスプレーで続々成果
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