サムスン電子、「1億画素」イメージセンサーをソニーに先駆けて発表
先月0.7マイクロメートルのモバイル向けイメージセンサー4種を公開
工程技術力+開発ノウハウで革新をリード
今年上半期、サムスン・ソニーのシェアは12ポイント差
現在のサムスン電子は、失敗したカメラ1位への挑戦に代えて、新たな目標に向かって走っている。「スマホカメラ時代」の核心部品であるイメージセンサーで世界1位の座に着くという目標だ。イメージセンサーはスマートフォンのカメラのレンズから入って来る光をデジタル信号に変換し、イメージとして作り上げる半導体だ。
■「人間の目をしのぐ6億画素への挑戦」
サムスン電子は昨年8月、世界で初めて1億800万画素のモバイル向けイメージセンサー「アイソセルブライトHMX」を発表した。イメージセンサー市場をリードするソニーより先に「1億画素」の壁を破るという快挙だった。サムスン電子は当時、0.8マイクロメートル(100万分の1メートル=1000分の1ミリ)サイズのピクセルを適用したが、昨年5月に発表した6400万画素の製品よりも画素数が1.6倍以上増えた。
サムスン電子は今年5月、DSLR(デジタル一眼レフカメラ)水準の超高速自動焦点機能を支援する5000万画素のモバイル向けイメージセンサー「アイソセルGN1」を発売した。先月には1億800万画素の「アイソセルHM2」など0.7マイクロメートルのモバイル向けイメージセンサー4種を発表し、超小型ピクセル時代の幕を開けた。0.8マイクロメートルに比べてイメージセンサーのサイズが最大15%小さくなり、スマートフォンのカメラ部分が出っ張る問題を解決することができる。最新のスマートフォンに求められるのが薄型デザインと高画素カメラという時代に、技術力で市場を開拓する戦略だ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/28/2020102880264.html
カメラ1位は未達成でもイメージセンサーは目標1位…サムスン、ソニーを猛追
68
ツイートLINEお気に入り
63
4