土壇場AT弾でかろうじて2-2に持ち込む
日本代表がオランダでカメルーンとスコアレスドローを演じた同じ日、お隣の韓国では興味深いゲームが行なわれていた。韓国A代表が対峙したのは、なんと韓国U-23代表。れっきとした強化試合として、兄弟対決がマッチメイクされたのだ。
とはいえ、ともにコロナ禍でエース格を欠いたセレクションである。ソン・フンミン(トッテナム)やイ・ガンイン(バレンシア)、ファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)、ファン・ウィジョ(ボルドー)ら国外組はひとりも参加せず、A代表はさながらKリーグ・オールスターズの陣容。初招集の選手も多かったが、対戦相手のU-23代表から3選手を引き上げており、戦力的には明らかに優位に立っていた。
前半こそA代表に先制点を奪われるなど劣勢を強いられたが、後半は形勢を一気に覆す。1月のU-23アジア選手権で東京五輪行きの切符を掴み、見事大会も制したチームは50分に同点に追いつくと、8分後には相手DFのオウンゴールを誘って逆転に成功する。その後も切れ味鋭いカウンターを連発して攻め立て、勝利は目前に迫っていたが……。アディショナルタイムに一瞬の隙を突かれて2-2に持ち込まれ、勝利を逃してしまった。
韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』は「A代表とパウロ・ベント監督はかろうじて面目を保った。あやわ敗北の赤っ恥だ!」と論じつつ、「参加した両チームにとって実りあるゲームとなっただろう」と論評。ウェブメディア『news1』は「兄チーム(A代表)の闘志に火をつけたか。第2戦はさらに面白くなりそうだ」と期待を寄せる。
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=80372
日本に全く勝つことができない、悲しい現実のようだ
Sportal Korea「あわや敗北の赤っ恥!」韓国A代表が弟分U-23代表を相手に冷や汗ドロー
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