鈴置氏の新しい記事から抜粋。
《鈴置:韓国が核武装をいつでも宣言できる体制を着々と整えています。厳密に言いますと、核弾頭の運搬手段を急速に整備しています。
核弾頭そのものは韓国の技術をもってすれば、いつでも――開発を決意して半年後には完成すると専門家は見ます。肝心なのは運搬手段です。
軍事専門家の間では「韓国は射程距離800キロ以上の弾道弾をすでに保有している」と見る向きが多い。その現実をテコに、米国に縛りの完全撤廃を求める作戦と思われます。
――さらに射程を伸ばす目的は?
鈴置:もちろん日本と中国の首都を射程に収め、牽制するためです。
韓国が北朝鮮全域を射程に収める弾道弾の試射に成功しても、北は強く反発しませんでした。文在寅政権のミサイル能力の強化が自分に向けられたものではないことを知っているからです。
――反米政権に核武装を許すでしょうか、米国が。
鈴置:文在寅政権は「米韓同盟を続ける」フリをしています。そうやって米国を油断させておき、原潜保有を認めさせるつもりです。
米国の許しを得て原潜を保有、あるいは核武装した後は、米韓同盟を廃棄する方向に向かうのはほぼ確実です。
「いざとなれば米国から同盟関係を打ち切られてもいい」との覚悟があるから――内心は「打ち切られた方がいい」と考えているから――ほぼ核武装を意味する原潜開発にまい進できるのです。
経済面では日本に頼る必要はなくなった。だのに日本人は韓国人の「正しい要求」を聞かない。それは軍事的な脅威を感じないからだ。なら、核で日本を脅して要求を飲ませればよい――との発想です。「核で日本を脅す」楽しみは必ずや、国民から拍手喝采されます。》
ttps://www.dailyshincho.jp/article/2020/08311600/
日本への毒針?原潜保有を宣言した文在寅政権 将来は「核武装中立」で米韓同盟破棄
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