一ヶ月以上前の7月20日の話だが、日本はインドネシア政府の要請を受ける形で、20億円の無償資金協力と最大500億円の円借款を決定した。
しかしこの決定が不満な日本人は少なくない。
インドネシアのゲスさについてはこのカイカイでも少々取り沙汰されてきた。
ODA総額は日本からすれば大したものではないが、問題はインドネシアの行いだ。
●インドネシア政府のジョコウィ大統領は、ベースが親中反日であり、今年3月、「国内初のコロナ感染者の感染源が日本人である」との発表を行った。後でまったくのデマであることが判明したわけだが、この政府の嘘により、子供を含めた在インドネシア邦人の多くが、現地でいわれのない差別やハラスメントを受ける被害にあったのだ。
●こちらも記憶に新しい話だがインドネシアの高速鉄道問題もそうだ。
日本と中国が受注合戦を繰り広げたジャワ島の高速鉄道建設計画では、土壇場でちゃぶ台をひっくり返された形で、2015年に中国案が採用された。
しかも「日本がODAの公的資金を投じて行った地質などの調査結果を、インドネシア政府が中国政府に漏洩したという疑惑もある」(受注を受けた企業幹部)
●結局今年5月末には地元メディアが「(ジョコウィ大統領が)高速鉄道計画に、再度日本を参加させたい意向を表明」と報じている。
しかし“日本へのラブコール”が報じられたと同時に、中国と分担する工事費のインドネシア分の予算が超過されたことも取り沙汰された。日本への要請表明は、日中の二国を天秤にかけることで、中国からさらによい条件を引き出すための「漁夫の利」の画策などではないかという話もある。
日本はインドネシアに手を貸すべきなのか?
日本、裏切り者へ新たなODA決定…
52
ツイートLINEお気に入り
51
1