ハゼ研究者として知られる上皇さまが、南日本に生息するオキナワハゼ属の新種を発見されたことがわかった。上皇さまによる新種発見は9種目で、2003年以来17年ぶり。退位後初めての研究成果で、関連する論文は年内にも発表される見通し。
関係者によると、今回の新種は10年以上前に上皇さまの研究スタッフが沖縄近海で採集したオキナワハゼ属のハゼ。上皇さまが頭部にある感覚器の配列の数やパターンなどを調べ、新種と突き止められた。すでに名前も決められたという。在位中は多忙だったため、昨年4月末の退位後に本格的に論文の執筆を始められた。
上皇さまは皇太子時代の1960年代からハゼの分類学の研究を始められた。感覚器の配列によって種を分類する方法を確立されたのも上皇さまで、研究を支える京都大の中坊徹次名誉教授(魚類学)は「この手法は、今もハゼ分類の土台となっている」と指摘する。
上皇さまは、皇太子時代はほぼ毎年のように論文を発表されていたが、在位中は多忙な公務に追われ、発表したハゼ関連の論文は7本のみ。即位10年目の1998年の記者会見では「もう随分研究から遠ざかっていたように感じます」と述べられたこともあった。
今回の新種は遠方の沖縄近海に生息するためスタッフの手を借りたが、標本を自ら採集されることも珍しくない。昨年4月には、京都市の京都仙洞せんとう御所の池で自ら採集されたハゼの仲間ヨシノボリの研究結果を発表。DNAを分析した結果、琵琶湖(滋賀県)のビワヨシノボリと京都盆地の池などにいるシマヒレヨシノボリが交雑した種であることを突き止められた。
退位後は多い時で週2~3回、皇居・生物学研究所に通い、研究を進められている。中坊名誉教授は「上皇さまは一か所でも疑問があったら標本に戻って調べられるなど決して妥協しない。86歳という年齢で根気強く研究を続けられていることはすごいことだ」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200713-OYT1T50038/皇室ご一家の生物学ご研究 | 新江ノ島水族館
https://www.enosui.com/exhibition_majesty.php
昭和天皇のご研究
昭和天皇は昭和4年からヒドロ虫類の研究を始められました。採集は葉山御用邸付近の相模湾の浅瀬と沖合いで行われ、採集船は「三浦丸」「葉山丸」(昭和31年まで)、「はたぐも」(昭和46年まで)、そして最後が「まつなみ」を使用し、採集にはヒドロ虫類が磯や海底の岩に付着する生物であるため、水深300mまでの海底ドレッジを使いました。陛下ご自身で調べられたヒドロ虫類の御著書は9冊です。
上皇陛下のご研究
上皇陛下は長年ハゼ類の分類の研究をされています。上皇陛下は昭和38年の「ハゼの肩甲骨について」の研究をご発表なさって以来、ご論文の数は30編に及びます。最近は頭部感覚器官系などと分子進化的方法とを比較したハゼ類の系統進化の研究もされています。上皇陛下はまた、[日本産魚類大図鑑](初版、昭和59年)と[日本産魚類検索-全種の同定-](初版、平成5年)のそれぞれのハゼ類の項目のところを、共同で執筆されています。
秋篠宮皇嗣殿下と生き物研究
秋篠宮皇嗣殿下は、現在、魚や鶏をはじめとした生き物と人間との関わりについて研究をされています。タイ、ラオス、中国雲南省などに足を運ばれ、調査活動に従事されました。メコン河の固有種である世界最大級の「プラー・ブック」とよばれるオオナマズをはじめ、ナマズをめぐる漁業や食文化、説話、保護などについて、幅広く研究してこられました。また、ナマズをめぐる日本人の価値観や文化について調査を行っておられます。上皇陛下は,長年にわたり,ご公務の合間にハゼ類の分類のご研究をされています。日本魚類学会の会員として,昭和38年から現在までに29編の論文を同学会誌にご発表になっています。その他,「ハゼ科魚類の系統に重要と考えられる幾つかの形態上の特徴(英文)」(昭和60年,名誉総裁をお務めになった第二回太平洋・インド洋の魚類に関する国際研究会議で口頭でご発表(英語)になり,昭和61年,同会議報告書に掲載),「ミトコンドリア・チトクロームb遺伝子の分子系統学的解析に基づくハゼ類の進化的考察(英文)」(平成12年,秋篠宮殿下もお加わりの共同でご執筆),さらに「DNA分子と形態の解析に基づくハゼ科魚類,キヌバリとチャガラの太平洋側および日本海側の地域集団の進化(英文)」(平成20年,秋篠宮殿下もお加わりの共同でご執筆),「ハゼ科魚類,キヌバリとチャガラの核DNAとミトコンドリアDNAを用いた種分化の解析(英文)」(平成28年,秋篠宮殿下もお加わりの共同でご執筆)の4編の論文を併せて,33編の論文をご発表になっています。
これまでにご論文以外のご著書としては,以下のものがあります。「ハゼ科魚類の進化」(昭和59年,日本産魚類大図鑑の出版を記念し,発行者の要請により寄稿された和文小論),「日本産魚類大図鑑(図版,和文,英文の3冊組)のハゼ亜目魚類の項目(初版:昭和59年),同(第二版:昭和63年)を共同でご執筆,「日本の淡水魚ーその分布,変異,種分化をめぐってー」(昭和62年,単行本)のチチブ類の項目をご執筆,「日本産魚類検索-全種の同定-」のハゼ亜目魚類の項目(初版:平成5年),同(初版補訂第二刷:平成15年),「日本産魚類検索-全種の同定-」同(第二版:平成12年),同(第三版:平成25年),「Fishes of Japan with pictorial keys to the species, English edition」同(英語版:平成14年)をそれぞれ共同でご執筆,「小学館の図鑑Z 日本魚類館」(平成30年)のハゼ科チチブ属のシマハゼ類とチチブ類の項目をご執筆になっています。陛下は,魚類学のご研究の業績により,昭和55年にロンドン・リンネ協会の50名限定の外国会員となられました。なお,昭和61年に同協会の名誉会員となられたほか,オーストラリア博物館の名誉リサーチ・アソシエート,ロンドン動物学会の名誉会員,アルゼンチン自然科学研究所の永久名誉会員となっておられます。平成10年には,英国王立協会(ロイヤル・ソサエティ)から,科学の進歩に顕著な貢献のあった元首に贈られるチャールズ二世メダルを,初の受賞者としてお受けになりました。
陛下は,また,平成4年に米国の科学雑誌(サイエンス)が日本特集号を企画した際に,発行者の要請により,「日本の科学を育てた人々」(英文)をご寄稿になりました。平成19年には,ロンドン・リンネ協会で同協会主催のリンネ生誕300年記念行事において,「リンネと日本の分類学」と題する基調ご講演(英語)をなさいました。魚類学のご研究以外にも,国立科学博物館研究報告で「皇居におけるタヌキの食性とその季節変動」(平成20年),「皇居におけるタヌキの果実採食の長期変動 」(平成28年)の論文を共同でご執筆になっています。
https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/ronbun/ronbun-kiju.html>>1
백제 천황은 노벨상 받아라 ㅋㅋ魚くんの相方になるつもりなの?
素晴らしいなー。
このお立場の方であれば、
何もしなくても悠々自適なのに。
こんなところに書き込んでいる私とは大違いだな(笑)ライフワークなんでしょうねぇ。
楽しそうで何よりです。ハゼ、ハゼ、ハゼどん、ハゼハゼどん。
ハゼの専門家って世界に何人いるんだろうか?
譲位してやっと趣味に没頭できるって感じなんでしょうね。
お元気そうでよかったです。お元気そうで何より。
>>9
半万年属国の劣等遺伝子が発見されるでしょう。上皇陛下、上皇后陛下におかせられましては天皇在位中に叶わなかった御趣味に没頭遊ばされ、有意義な晩年をお過ごし遊ばされることを皇国臣民の一人として切に切にご祈念申し上げております。
>>9
上皇様は種を生かすための研究をなさっているのだ。
韓国人の研究をするなら医学系の研究者に頼みなさい。
コロナウイルスを撲滅するための研究のように韓国人を撲滅する研究をしてくれるだろうwww>>9
既に手の施し様がありませんw 。
国が破綻する事よりも反日で個人の不満、不安を解消する方が優先的なのです。おまえらもあんまりくだらないコメに釣られてると上皇陛下にダボハゼとして分類されるぞww
>>9
韓国人とハゼだったら、
そりゃあハゼを研究するだろ「学問に王道なし」を実践しておられるね。
>>22
新型コロナの次は、世界中で新型朝鮮人のパンデミックが起こるとか?爬虫類型ユダヤ人
サナダ虫型朝鮮人- 25
名無し2020/07/14(Tue) 15:49:26(1/1)
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8月後半になったら江戸川放水路に行ってみるかな。
束釣りできるだろう。
ハゼの甘露煮は最高に美味い。院政してくれ、明仁太上皇陛下
>>27
幸いにも皇室で豚の研究はなされていないようです。ダーウィンや、リンネに代表される、世界を代表する、生物分類学の学者達は、数々の、失敗や間違いを積み重ねた上で、現在の功績(名声)を成し得ました。その中でも、彼らの、天才的な頭脳を、散々悩ませてきたのが『鯨🐳』の存在です。この生物を、海に生息する『魚🐠🐡』の仲間として分類するのが正しいのか?。それとも、陸に生息する『動物🐪🐄』の仲間として分類するのが正しいのか?…が、生物分類学における最大のテーマだったのです(その結果『哺乳類』というカテゴリーが誕生した)。そして、上皇様も御研究なされている、生物の〝分類学〟に関する本題です。…朝鮮半島の、38度線以南に生息する生物達は、偉大なる、白善燁将軍の亡骸を『国家の英雄』として弔う〝韓国人〟という生物なのでしょうか?。はたまた、彼の亡骸を『国賊』として、死体に鞭を打つ〝朝鮮人〟という生物なのでしょうか?。…願わくば、前者であるコトを希望いたしますわ❤️。もし、あの時に、白善燁将軍の存在が無ければ、現在、朝鮮半島の38度線以南に生息している全ての生物は、金正恩(金与正)の奴隷ですわよ。
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名無し2020/07/15(Wed) 00:43:50(1/1)
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ハゼ研究者の上皇さま、17年ぶり新種発見…年内にも論文発表へ
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