日本では日帝強占期に日本語を強要したという事実自体も知らない人が大部分だろう。植民地支配の歴史さえ知らない人もいるほどだからだ。3・1独立運動100周年だった昨年に韓国で公開された映画『マルモイ ことばあつめ』は1940年代に日本語を強要される中で危険を冒して朝鮮語辞典を作ろうとした人たちの話だ。正直、日本では公開するのが難しいと思いながらも、こうした歴史もあったということを伝えようと日本メディアに『マルモイ』を紹介する記事を書いた。ところが予想ははずれた。いま日本で『マルモイ』が公開され話題になっている。
『マルモイ』の日本のホームページを見ると、俳優佐野史郎のコメントがある。「数年前、韓国の方とドラマで共演した際、韓国語の中に日本語と同じ単語がいくつもあることを知った。けれどそれらは朝鮮半島が日本統治下にあった時代に、強制的に日本語を覚えさせられた結果残った言葉だったのだ」。
このようにいままで知らなかった事実に衝撃を受けて見る日本の観客もいるようだ。韓国で過ごさなければ接するのが難しいと考えた「日帝の残滓」について、海を渡った映画が代わりに教えてくれている。
成川彩/元朝日新聞記者
https://s.japanese.joins.com/JArticle/267991
朝日:日本よ、慰安婦、徴用工の次は韓国人五千万人への謝罪と賠償をしろ
日帝の世界最悪の植民地支配の七奪の真正の正義の映画「マルモイ」が日本で公開
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