日本が、竹島の領有権を主張すると、決まって韓国側は「歴史を歪曲してる」とかよく言いますよね。
つい先日も、韓国セヌリ党の非主流派「正しい政党」は、竹島(独島)領有権を主張した日本の岸田文雄外相の妄言に対して「歴史の勉強からやり直せ」と非難しました。
今までも、「新たに発見!1000年前の古い地図に独島が、韓国領だった」
と、過去の地図を出して、「ほれ、昔の地図でも韓国領だったので、今でも韓国領だ」と言わんばかりの感じがします。
しかも、それが証拠だとも言いますよね。
私は、その理論に異を唱えます。
例えば、古代ローマ帝国なんかも現在の領土より広いし、ナポレオンが生存していたフランスなんかも、現在より領土が拡大されていたと思います。
そこへ韓国式理論を言うと、「昔、ここはフランス領だったから、この土地はフランス領だ。ほれ、昔の地図を見てみろ」と、いうことになり、欧州は領土問題だらけになるかと思います。
私は、過去はどうであれ、最終的にそこの領土を、どのように自国領にしたかという経緯(歴史)が一番重要なのかと思います。
韓国側は、日本に対して、「歴史を歪曲してる」とか、「歴史を勉強しろ」と言いますが、日本では、竹島が1905年に国際法上れっきとした日本領になったとされています。
そのことでも、韓国側は、1906年に初めて知ったとされるが、1905年の第二次日韓協約時には、当然知っており、韓国側から何の抗議もなかったのです。
そして歴史は流れ、日本は戦争に負け、主権を取り戻す為に、1952年にサンフランシスコ講和条約に調印しました。
その内容に日本が放棄する領土などが明記されていましたが、竹島の記述はありません。
しかしその直前に、当時韓国の指導者であった李承晩は、一方的に「李承晩ライン」を引き、竹島を韓国領にし、武力で制圧しました。
李承晩は、サンフランシスコ講和条約発行前の、1951年にアメリカとのやりとりで、竹島を韓国領と主張しましたが、受け入れてもらえなかったのです。
その事については、「ラスク書簡」で確認して下さい。
長くなりましたが、日本人は、こういった経緯(歴史)により、国際法上、竹島を日本領だという認識があります。
韓国人も、韓国国内で教わった経緯などで、自国領だと思うのでしょうが、日本人に竹島の歴史の何を、勉強しろというのか教えて頂きたいです。
竹島(独島)について
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